最近気づいたらガソリン価格がだんだんと上がってきてますね。近所のガソリンスタンドはレギュラー122円を表示していました。
そこで今回は2016年初めにガソリン価格がグンと下がった理由。そして最近のガソリン価格が反発して上昇してきた理由や、これから夏にかけての価格はどのように推移していくのかについて予想してまとめて見たいと思います。
2016年初めのガソリン価格の下落はなぜ起こった!?
みなさん去年の後半ガソリンがかなり安くなったのを覚えていますでしょうか?
私の知る限り近所の一番安いスタンドで今年の2月には1L=105円まで下がっていました!ここまで安くなると170円台だった頃とは満タンにした時の代金が全く違いますね(笑)
この価格下落の理由は基本的には”大国中国の景気衰退”が大きく関与していると言われています。
中国の景気崩壊はまだまだ入り口に入ったばかりなので、今後は要注意ですね。一部では中国バブル崩壊か!?なんて声も上がっているようです。
他にもガソリン価格が下がる理由としては、ヨーロッパに不穏な空気が漂っていることや、アメリカでのシェールオイルの需要拡大もあげられると思います。
簡単にまとめると、世界は需要と供給で成り立っています。なので価格下落のメカニズムとしては、需要がなくなってきているのに、供給が大きいので、価格が下がるというのが原因です。
一言で言うと超過供給だったのですね!
ガソリン価格の反発!どこまで上がるのか・・・!?
昨年末にかけて下落したガソリン価格ですが現在だんだんと上がり続けています。
6/8日に発表されたレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、5月30日の前回調査よりも2円60銭高い122円50銭でした。
値上がりは13週連続で、約5カ月ぶりに120円台にのせたと共に今年の最高値をつけました。
ちなみに私が調べたところ、6/7日時点では日本でガソリンが一番安い都道府県は千葉県だそうです!驚くことにハイオク・軽油も千葉県が一位です。(2位の新潟県もなかなか強いです)
そこで、今後このまま価格は上昇していくのか・・・と思った方も多いと思いますが、
現在の価格の上昇は”一時的なもの”のようです!
主な理由としては、5月以降カナダで森林火災があったり、ナイジェリアでは武装勢力による石油施設の破壊による生産能力の低下など。見てもわかるように一時的なものです!
加えて今日本は円高に振れてきているので輸入には有利な状況です。
よって今後は価格は横ばいで推移すると思われますのでしばらくの間は一安心ですね!
まとめ
今回はガソリン価格について推移予測をして見ました。
- 昨年後半のガソリン価格大幅下落の要因は中国の景気減速が大きな一因
- 一言で言うと超過供給であった
- 今回13週連続で値上がりしているが、これは一時的なものである
- 上昇理由は自然災害や人為的なトラブルのためですぐに回復する模様
補足・最新情報
年末から2017年に向けてのガソリン価格予想記事を書きましたのでよろしければどうぞ!