世界最高峰のサッカーチームとして有名なバルセロナ。
来季そのユニフォームに『RAKUTEN』の文字が入ることになります!
世界的に有名なメッシ、ネイマール選手がいることでも有名な同チームになぜ楽天の文字が入ることになったのか、今回はその辺を調べて見たいと思います。
- 楽天がバルサとスポンサー契約
- この金額はどれくらいすごいの?
- 楽天の創設はいつ?
- 今回のスポンサー契約は楽天に何をもたらす?
- 今まで欧州チームのスポンサーとなった日本企業は?
目次
楽天がバルサとスポンサー契約
今回バルセロナのユニフォームに『RAKUTEN』の文字が入ることになった背景としては楽天がバルサとスポンサー契約を結んだことによります。
なんとその契約金は、
年5500万ユーロ(約64億円)という破格の金額での契約となり、契約期間は4年で、楽天側が望めばもう1年延長できる権利もついているそうです。
この額は超破格で、4年間で換算すると楽天側は約257億円を支払うことになりますねΣ(・□・;)
今回最大規模のスポンサー契約を結んだ楽天は、バルセロナと2013年から契約していたカタール航空に代わって、バルセロナの胸スポンサーになることにより世界的なサッカーチームの力を借りて企業アピールができそうです!
ちなみにですがカタール航空は2016〜17シーズンに約41億円を支払ったということでこれよりも20億円以上高い金額でのスポンサー契約となりますね。
メッシやネイマールらをはじめとして多くのスター選手を抱えるバルセロナはその強さと技術力の高さから試合でも多くの勝利を掴み取り、広告媒体として大きな注目を集めているため、今回の契約は楽天にとっても追い風となりそうです。
この金額はどれくらいすごいの?
桁がはるかに違うお話をしているのですが、この金額はいかにすごい金額なのでしょうか?
そこで比較対象となるサッカーチームを調べてみると、こちらもイングランドの最高峰チーム、マンチェスター・ユナイテッドの名前が出てきました!
今回の楽天が出した金額がどれほどすごいかというと、バルセロナが結んだ新たなスポンサー契約金(約64億円)は、マンチェスター・ユナイテッドがアメリカの自動車会社『シボレー』と結んだ年間約82億円に迫る数字となっています。
シボレーに迫る金額をスポンサー料金として出せるまでに楽天はここ数年で大きく成長したのですね!
楽天の創設はいつ?
日本最大のインターネット通信販売会社である楽天は現在約1万3000人の従業員を抱える会社で、Jリーグ1部の『ヴィッセル神戸』や、プロ野球の『東北楽天ゴールデンイーグルス』を所有していることでも有名ですよね。
マー君こと田中将大投手もメジャー挑戦までは楽天に所属していました。
ちなみに楽天が創立したのは1997年とつい最近でその当時は『インターネットで物が売れるわけないだろ?(笑)』というのが当たり前の認識の時代で、彼のアイディアはバカにされたようです。
確かに当時のインターネット普及率はかなり低く、誰もがインターネットで物を売るビジネスなんて成り立たないと思っている時代だったようです。
しかし現在の生活を見てみるとネットは欠かせないものとなっていますよね?
携帯電話もガラケーからスマホにどんどん移り変わり、パソコンの価格はどんどん安くなり、ついにはタブレットの登場、インターネットショッピングでは欲しいものは、いつでもどこでもワンクリックするだけで自宅に届く。
こんな世界になるとは当時多くの人が予想していませんでしたが、楽天の創業者で現会長兼社長の三木谷浩史さんはこの未来を予想してビジネスを開始したと考えると改めてすごい方だと実感することができますね。
今回のスポンサー契約は楽天に何をもたらす?
三木谷さんは今回のスポンサー契約の目的として、「楽天を日本のブランドから世界のブランドにする」とコメントしています。
確かにフットボール界の中で世界的な人気、知名度を誇るバルセロナのユニフォームの胸に『RAKUTEN』の文字が入ることで、日本国内だけでなく世界に向けての楽天ブランドの強化が最大の戦略ではないかなと私は思いました。
楽天の三木谷さんは記者会見で「世界で一番すばらしいチームのバルセロナとパートナーシップを結べて光栄」と語り、なんと、契約の中には、日本で1試合の親善試合を行うことが盛り込まれました!
日本において、世界的なチームであるバルセロナ対日本代表の試合が見られる日もそう遠くはないかもしれませんね(^ ^)
日程に関してはクラブと相談、交渉になるものとみられてはいますが、2019年以降になることが濃厚という見方が強いです。
今まで欧州チームのスポンサーになった日本企業は?
今回は楽天がバルセロナとスポンサー契約を結ぶことが明らかとなりましたが、他にどのような日本企業が欧州のチームとスポンサー契約を結んでいたのでしょうか?
調べてみると1990年代には
- シャープがベッカム擁する『マンチェスター・ユナイテッド』と契約
- ソニーがデルピエーロ擁するセリエA『ユベントス』と契約
- トヨタが『フィオレンティーナ』『バレンシア』と契約
このように日本を代表する大手企業が過去にも欧州の有名サッカーチームとスポンサー契約をしていたことが明らかになりました。
(ですが当時はまだ現在と比べてスポンサー料が比較的安かったため手が出せる状況でしたが現在かなり相場が高騰している模様です)
1990年代当時、日本企業の名前がユニフォームに記されることで存在感を示し、結果として世界に知られる企業になったのかもしれませんね?(^ ^)
まとめ
- 楽天がバルセロナのメインスポンサーに
- 来季からユニフォームには『RAKUTEN』の文字が入る
- 契約金は破格の年64億円
- 日本での親善試合も行われる
- 楽天の創業は1997年
- 90年代にも日本企業はスポンサー契約を結んだことがある
となります。
今回バルセロナとスポンサー契約が結ばれたことにより、来季からはバルセロナのユニフォームに『RAKUTEN』の文字が入ることは間違いないです。
バルセロナのブランドを使って世界の楽天に成長して欲しいですね!
そして日本での親善試合も楽しみです(^ ^)