今年ももう12月…あと何回か寝たらあっという間に大晦日ですね。毎年毎年本当に日が経つのが早く感じるようになって、年老いたのだなとつくづく悲しくなります。そして大晦日には年越し蕎麦を食べますよね?
でも大晦日に、たとえちょっとイイ蕎麦屋さんに蕎麦を食べに行ったとしても、食べるのは昼か夕方とかですよね?なので、年を越すころには年越し蕎麦は胃の中で消化されてもうあとかたもない状態になっちゃいます。果たしてそれで本当にいいのかな?
てか、そもそも年がこえた、夜12時以降に食べるのがいいのかな?などなど年越し蕎麦自体にも疑問が湧いてきます。
というわけで今回は、年越し蕎麦を食べるタイミングはどこが正解なのか、関西の一部の地域には年越し蕎麦ならぬ年越しうどんも存在するようなのですが、いったいどこの県が主流の慣わしなのでしょうか?
早速見ていきましょう。
年越し蕎麦を食べるのは昼?夜?それとも年を越す直前?
大晦日といえばみなさん何をしますか?私は基本家でゆっくり紅白歌合戦を見ながら21時ごろになったらインスタントの年越し蕎麦を食べて年を越すタイプです。普通ですね(笑)
私もちゃんとした年越し蕎麦を食べてみたいな、と切に願いながらながらその願いはいつも叶わず仕舞いで何十年も生きてきました。うらやましいです、いいとこのお蕎麦…。
しかしながらお昼に年越し蕎麦を食べたりする人は本当にそのタイミングでいいのかな?と昔から思っていました。年越し蕎麦を食べる正しいタイミングはいったいいつなのでしょうか?
まず年越し蕎麦は、はるか昔の鎌倉時代、博多にあるお寺で生まれたそうです。年を越せないほどの貧しい人々に「そば餅」というものをふるまった所、その翌年からそば餅を食べた人の運気が上がったことにより、そば餅を毎年食べるようになったことが始まりです。
あとそのほかにも「年越し蕎麦」を食べるのには、お蕎麦の面は細く長いので、長く暮らせるようにと願って食べたり、蕎麦は他の麵に比べると切れやすいため、今年の苦労や不運を切り捨てて新しい年を迎えるために食べられるのです。
他には昔の金銀細工師は細工で散らかった金や銀をそば粉で集めていたので、蕎麦を食べると金運が上がると言われ食べられるようになりました。
読まれています:インフルエンザの痛い検査の対策が判明!?再検査で陰性から陽性になる理由や子供の最短検査タイミングを調査!
正しいタイミングはいったいいつ?
そして年越し蕎麦の食べるタイミングとして正しいのは、今年の不運を断ち切る、新しい年に向けて願いを込めるなどの意味合いで食べるので基本的に年が明ける前がベストタイミングだそうです。
ですが、年が明ける前ならばいつでもいいということになりますので、大晦日であれば朝でも昼でも年明け直前でもいいということになります。
なので、不運を断ち切るというために食べるので、除夜の鐘をききながら年越し蕎麦を食べたりなんかする方は年をまたいでしまわないように注意して食べてくださいね。
年越し蕎麦の由来から考えると、新年しょっぱなから全てを切ることになっちゃうので(笑)
年越しが蕎麦じゃない!年越しうどんとは?
年越し蕎麦がポピュラーな日本ですが、大晦日になると蕎麦屋さんではなくうどん屋さんに長蛇の列が出来る所があるようです。関西圏ではその光景もいたって普通だとか。しかし、特別ある県は年越し蕎麦ではなく年越しうどんが主流のようです。
その県はいったいどこなの?というと、やっぱりうどんの県、香川県だそう。香川県は他の県に比べるとうどんの消費量も全国平均の2倍ほどあるようです。年越し蕎麦もうどんにしちゃうなんて恐ろしいぞ香川県…。
蕎麦の細く長くではなく、香川県ではうどんの太く長く幸せにと願いが込められて昔から年越しにおいしいうどんを食べられているようです。
なので、年越しは蕎麦じゃないと!といった決まりもなく、〇〇長くという意味を込めるのであれば、焼きそばでもラーメンでもパスタでも自身が食べたい麺類を食べてしまってもいいようですね。
もう少ししたら年越しラーメンとか年越しパスタとか出てきそうな予感もします(^_^;)
おすすめ記事:コンビニのクリスマスケーキ2017 美味しい上に安いのはこれ!値引きや冷凍の秘密って知ってました?!
年越し蕎麦は大晦日であればどこでもイイ!
年越し蕎麦を食べるタイミングは夜だ!と思っていましたが、大晦日であればいつたべてもいいということなので遠出して昼に有名なお蕎麦屋さんへ…なんていうのもいいかもしれませんね。
ですが注意点としては大晦日の日のうちに食べるということ。食べながら新年を迎えるのはグレーゾーンで、新年になってから食べるのはあまりイイとは言えませんので、紅白が終わるまでに食べちゃいましょう!
年越し〇〇は、うどんの県、香川県の年越しうどんが存在するようにあまり深く考えすぎず自由に好きな麺類をたいらげて新しい素敵な年を迎えられるように願いましょう!