短い間でしたが相棒であったアプリリアのRS4 50が先日売れました。
整備記録や触媒撤去のカスタム過程も写真付きで掲載したのでぜひ参考に!
短い間の相棒について
このバイクは日本に限定30台として輸入されたバイクなのでかなり台数が少なく、新車価格が50ccバイクとしては驚愕の50万弱というかなりのレアバイクでした。
見た目も250クラスに引けをとらないサイズ感でどこに行ってもバイク乗りの方やガソリンスタンドの店員さんに驚かれるバイクでした(笑)
そしてこのバイクのメーカーであるアプリリアはイタリアのメーカーなんです。外車の原付なんてなんとも贅沢でした!
ですが性格は・・・
本当にイタリアのお嬢様と言った感じでしたね(笑)
エンジンの始動が完全にバイクの気分に委ねられているんです・・・(笑)
暖かい日でも押し掛けしないとかからない日もありますし←(汗だくです)、かと言って少し寒くてもセル一発でかかる日もあります。 完全に気分屋ですねw
しかも購入時には完全ノーマルだったのですが走ってみると45kmでヨーロッパ規制がガツンと効いて、まるで戦意を喪失したかのようにスピードが全く伸びませんでした。
コレではお話にならないということで、ネットで他のRS4 50乗りの方に色々情報を教えていただいたり、自分でばらしてみたりと悪戦苦闘しながら規制解除を進めていきました。
作業風景と情報シェア
ショップに頼むほどお金はないので自分で触媒撤去は実践して見ましたが思いの外サクサクできましたね。
ただでさえ情報が少ないバイクなので作業中に撮影した下記写真を参考にどうぞ。
↑徹底的に触媒となるものを排除していきます。
↑切り取った部分はコイン型の当て板をして溶接
↑1枚目は見にくいですがかなり出口が絞られていたので、そこは酸素で切断し口径を大きくして排気抵抗を少なくしました!倍近くの大きさになりましたね!
そのかいもあってか、75キロまで出るようになりました(^ ^) ですがここまでの道のりは本当に大変でした。。。
さすが外車の高年式車両で、メインジェットの交換でキャブレター一つ外すのに手こずりまくりましたね・・・(;´Д`)
↑上から攻めていくしか取り外す方法がありません(焦)
↑大量のホース類、中にはクーラントをキャブに流しているものもありました。これはヒーターの役割でしょうか?
↑キャブまでたどり着くのに一時間もかかってしまいました・・・。なかなか手強い相手でしたね(笑)
というのも日本のns1やtzr、nsrといった原付のスポーツレプリカとは気合の入れようが全く違い、このRS4 50はキャブレター本体にクーラントが流れ込んでいてキャブ本体を温める方式になっていたり、負圧コックのための負圧ホースが差し込まれていたりとまぁ余分なものが多くて苦戦しました。
ns1なら10分もあればキャブ清掃くらいできるんですがね・・・(笑)
ですが、自分は日本に30台のバイクを整備しているんだぞ! と心に唱えながらなんとかこの作業は終わらせられました。
さらなるレスポンスアップのために社外チャンバーを新品で取り寄せ、入れてみましたがやっぱ高回転型だけあって上が伸びてなかなか面白かったです!
↑アローチャンバーは高かったです(^_^;)
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ここで手放すことを決めた転機が・・・
ここまで愛着を持って弄ってきたのでこのまま乗り続けようと思ったのですが、ある日あるバイクに一目惚れしてしまいました。。。
それが
HONDA VFR400R です\(^o^)/
V型エンジンの4発で、このエンジン音にやられました。。。
そして今となっては珍しいリアがプロアームなんですね!(ホイールを片側だけで止めているんです)
まとめ
夏に中型免許を取り、コレに乗り換え予定なのでRS4とはお別れです。
そして今回アプリリアのレプリカ50cc完全制覇最後のバイクであるRS4 50を手に入れて乗ることもできたのでもう悔いはありません。←すべての乗り味を感じたので(^o^)
夏には新たなバイクとともに日記を書きますのでその時をお楽しみに!
11月16日追記:
写真が見つかりましたので記事中に追加しておきました!ぜひ参考に(^ ^)