小池百合子東京都知事が作った政治塾である『希望の塾』では毎回次の講師が誰になるのかと話題に上がっていますが、つい先ほど3回目の講師役として有力視されていた橋下徹氏が自身のツイッターで講師の申し入れを断るような内容のツイートをしたことが明らかとなりました。
今回は
- 小池百合子設立の政治塾『希望の塾』とは?
- 橋下徹氏の講師実現はありうるか?
この辺りを簡単にまとめてみたいと思います。
小池百合子設立の政治塾『希望の塾』とは?
初の女性東京都知事として当選した小池百合子氏ですが、彼女が設立した政治塾『希望の塾』は何かと話題になっていますよね。
10月30日に開塾式が行われ、2902名の方が入塾しましたが、誰もが入塾できるわけではなく、選考審査があり、それに合格した人のみが入塾を許されるというものでした。
ちなみに応募者は4827人だったので、選考審査で落ちてしまった方もかなりいらっしゃったんですね。
講義は全6回の予定で受講料(入塾料)に関しては男性5万円、女性4万円、学生3万円と一律の金額ではありませんでした。
公式ホームページでは女性と学生の料金のところには『応援特別価格』との記載があり、なぜ一律にしなかったのか私は疑問を持ってしまいましたね。
男女平等の世の中なので学生は割引価格でもいいかとは思いましたが、男性と女性の価格は同じでもよかったのでは?と思ってしまいました。
小池知事の思惑は?
開塾式で小池都知事は以下のような発言を。
- 『行政と政治のツボを学んで頂いて、皆さん自身が政治に対してもっともっと思いを高めてもらいたい』
- 『素晴らしい都政、そしてすばらしい日本の政治を作っていくために、みなさん一人一人が批評家ではなくて、実際にプレーヤーとなって参加して頂ける、そのような方向を目指していきたいと考えております』
このように述べていましたが、ここで私が気になったのは“実際にプレイヤーとなって参加”という言葉です。
これは『この政治塾から将来的には政治家になってもらう人が出て欲しい』というふうに取ることもできそうなのですが、そう思ったのは私だけでしょうか?
この政治塾ができる噂が立った時に小池新党の人材供給源になるのではという声も上がっていましたのでそのような狙いもあるのでは?と深読みしてしまいます。
報道ステーションに出演した際も『新党への布石か?』という質問を受けた際に、『まずは勉強していただくということですね』と答えており、明言を避けながらも狙ってることは確かかなと思いました。
ちなみに政治塾といえば、橋下徹さんが大阪市長時代の2012年に立ち上げた「維新政治塾」がありますがこれは888人が入塾し、その年に発足した「日本維新の会」への人材供給源ともなったことから今回の『希望の塾』も小池新党の人材供給源になるかもしれません(^ ^)
現在都議会は定数127のうち自民・公明両党で68議席を獲得しており過半数を維持しているので、自民に相談もなく都知事選に出馬宣言した小池さんは小池与党の仲間を作ろうと思っているのかもしれませんね。
橋下徹氏の講師実現はありうるか?
希望の塾では講師が誰になるのかが毎回話題に上がっていますが、12月10日に予定されている3回目の講義で橋下徹氏が講師に呼ばれるのではないかとネット上では話題になっています。
実際のところ本当にそのような方向で進められていたのですが、橋下氏が本日意味深な発言をしたことにより講師要請を断ったのではという話が上がってきました。
そのツイートがこちら
⑤(小池塾)小池塾サイドから依頼があったので、講義の準備にかかっていたが、文春報道では、小池塾サイドは求めていないのに、無理やり橋下の講義をやらされて高いお金を取られるという記事になりそうなので、こんなややこしい仕事はやらない方がいいだろう。
— 橋下徹 (@t_ishin) 2016年11月17日
⑥(小池塾)今回の件は、小池さんは関知していないであろうが、事務方のさばきに色々問題がありそうだ。この話には維新議員も間に色々と入っているようだ。文春にしょうもないことを書かれたらうっとおしいだけなので、距離を置く。政治家は何で普通の民間的なビジネスができないのだろうか。
— 橋下徹 (@t_ishin) 2016年11月17日
このツイートの趣旨をまとめると
- 準備はしていたが、ややこしい仕事はやらないほうがいいだろう
- 週刊誌にまたしょうもないことを書かれるからうっとおしい
- 小池さんの事務方の方の裁きに色々と問題がありそうだ
といったところでしょうか?
ややこしい仕事はやらないほうがいいだろうという言葉からこの依頼を拒否したのかもしれませんΣ(・□・;)
ですがまだ講師の方は公式には発表されていないのでもしかしたら橋下さんが講師を務める可能性もゼロではないですが…
まとめ
今回は政治塾『希望の塾』と橋下さんが講師依頼を断るようなツイートをしていたことに関してまとめてみました。
- 政治塾には誰もが入塾できるわけではなく選考審査がある
- 『希望の塾』の目的は政治に関してもっともっと関心を高めて欲しいことである
- 小池新党の人材供給源となる存在に?
- 橋本徹氏は講師依頼の拒否を示唆するツイート
現在希望の塾に関しては追加募集をしているようなので興味がある方はホームページの方を是非みてくださいね。
こちら⇨希望の塾公式ホームページ
では本日はこの辺で。
また次の記事で会いましょう!