みなさんこんにちは!
寿司ネタの王道といえばやはり『マグロ』ですよね(^ ^)
最近のランキングではサーモンが一番人気になったりしていますが、私はどうも慣れなくてサーモンが食べられません(^_^;)
今回日本人が大好きなマグロについて妊婦さんが食べ過ぎるとお腹の中の胎児に影響を及ぼす可能性があるという研究結果が明らかとなりましたのでそのことについて詳しく調べて見たいと思います。
お魚好きの妊婦さんは特に必見ですので注意して是非最後までお読みいただければと思います。赤ちゃんへの悪影響ってどのくらいなのでしょうか?
マグロの食べ過ぎがなぜ胎児に悪影響を及ぼす!?
お魚は昔から体にいいとされており、ここ数年サプリメントとしてもDHAやEPAなどが含有されている商品をよく見ますね。
実際のところお魚は良質なタンパク質やDHA/EPAなどの高度不飽和脂肪酸を含むことが知られており、私も小さい頃からイワシを食べれば頭も良くなるし血液サラサラになるからたくさん食べなさいと言われてきましたね。
そう言えば受験の前にはEPA/DHAを含むサプリメントを毎日飲まされていましたが、その効果はよくわかりませんでした(無事第一希望の大学に合格できたので効果はあったのかな?(笑))
そんな優れた機能を持っている魚介類ですが、自然界に存在する水銀やダイオキシン等の有害物質をを食物連鎖の過程で体内に蓄積していることはあまり知られていないかもしれません。
水俣病の原因まとめ
実際四大公害病の一つである水俣病の原因は、工場から出された排水の中にメチル水銀などの有害物質が含まれておりそれが食物連鎖の過程で濃縮され、その魚介類を取って食べた近隣の住民たちが次々と中枢神経系の病気(メチル水銀中毒)にかかったというものでした。
これは有害物質を含む水が多く排出された地域で、食物連鎖により濃縮された魚介類を摂取したことで症状が現れるというものでした。
研究結果は?
今回はこれと似た原理の話がマグロの過剰摂取で起こる可能性が高いという研究結果が東北大チームから出ました。
この研究結果によると
『マグロやカジキなどの食物連鎖の頂点に立つような魚介類を妊婦が食べ過ぎると生まれた子の運動機能や知能発達に悪影響を及ぼすリスクが高まる』というものでした
特に男児の方が影響を受けやすいということも明らかになっています。
実際海外では摂取量に関して基準値を設定している国もありますが、今回マグロなどの大型魚の食べ過ぎにより胎児に悪影響が出るというデータが示されたのは日本人を対象とする調査では初めてのことになります。
やはり日本人はお寿司やお刺身の中でも特にマグロが大好きなので、妊婦さんはこれから元気な赤ちゃんを産むためにも是非妊娠中はマグロの摂取量に気をつけてもらいたいと思います(^ ^)
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ではどのくらいマグロを食べていいの?
ここまで大型魚は食物連鎖による濃度凝縮がされていることや水俣病について取り上げてきましたが、実際のところ妊婦さんは全く魚介類を食べないほうがいいのでしょうか?
この疑問にはハッキリYESとは言えません。
なんたって日本人はお魚大好きですから少しは食べたいですもんね(^ ^) ではここで摂取量についてお知らせしていきたいと思います。
日本では1週間あたりのメチル水銀摂取許容量を、キロあたり100万分の2グラムと規定しています。
『そんなわけのわからない数字出されてもわかるか!』とみなさん思ったかと思いますので、マグロのお寿司に換算して数値を出してみると7貫ぐらいまでと言ったところです!
グラム数でいうと80グラム程度までと厚労省も推奨しているのでこれを超えないようにと言いたいところですが、欲を言えば7貫でも世界基準にするとまだ多いんです。
本当に推奨するなら週お寿司5貫以内の量に抑えてほしいというのが本音です。
EUではマグロは週2以上食べるべきではないと推奨しています。
実際のところ今回の調査では約2割の妊婦さんが日本基準の週80グラムという摂取量を超えているので、簡単に超えてしまう量ということがわかりますね。
マグロのみならずカジキなどの大型魚も同様にメチル水銀が食物連鎖により濃縮されているのでお魚好きの方はすぐ超えてしまう気もします。
ちなみにメチル水銀含有量をマグロの種類別にみてみると、本マグロ・メバチマグロ⇨ビンチョウマグロ⇨キハダマグロ
となるようです。
また、マグロ以外にも煮付けにすると最高の金目鯛なども多く含まれるということで過剰摂取には注意が必要です。
しかしながらイワシやサンマなどの比較的小型魚は特に摂取を控える必要はないので通常どうり食べていただいても大丈夫ですd(^_^o)
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マグロの注意ポイント
今回は妊婦さんのマグロの食べ過ぎは胎児に悪影響を及ぼす可能性があるということに関して調べてみました。
今回の記事まとめは
- お魚はDHA/EPAなどの高度不飽和脂肪酸を含み、これらはサプリメントにも
- 食物連鎖により大型魚の体内にはメチル水銀が濃縮されている
- 妊婦さんはマグロを週に80グラム以上、お寿司なら7貫以上の摂取は控えるべき。(世界基準はお寿司5貫)
- 特に濃度が高いのは本マグロ。意外なところでは金目鯛
- サンマやイワシなどは控える必要はなし!
以上のようにまとめさせていただきました。
妊婦さんは元気な赤ちゃんを生むために妊娠中はマグロの食べ過ぎにご注意ください!
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