花粉症の薬が効かない時の対処法はコレ!風邪気味や子供の場合は病院で診察の必要性もあり!?

日本人の4人に1人が苦しんでいるという、まさに国民病である花粉症。
この記事を読み始めてくださったあなたも花粉症に苦しんでいるのではないでしょうか?

出典元:ぱくたそ

そんなわけで今回は花粉症の薬が効かない時の対処法や理由、なぜ効かない日や場合があるのかをそれぞれ詳しく見ていきたいと思います。薬が効かない時には風邪の影響や子供独自の問題があるのでしょうか?

そして飲む薬も、ザイザルやアレロックなど有名ですが、市販薬でなく病院で処方箋を出してもらった処方薬のほうがいいのかな…

かゆみやくしゃみ、鼻水を一時的に止める方法も紹介しますので是非参考にしていただければと。

気になる花粉症の薬が効かない時の疑問を徹底解明し、理解を持って即座に対処できるようにしませんか?

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薬が効かない!それには理由が…

日本はスギ花粉が深刻

日本ではスギ花粉での花粉症に悩む方が多いようで、スギ花粉が飛んでいる映像を見ただけで鼻水や目がかゆくなるといった症状が出るという人も…

これは戦後日本の国家事業として行われていたスギの大量植林が原因だったんですね。というのもスギは成長が早く、加工もしやすいため当時の木材超過需要期には最適だったのでしょう。

しかし、海外から安い木材が輸入されるに従って林業従事者の数は減少、植えられたまま伐採されることのなくなったスギが今でも花粉を撒き散らし続けているんです。

完全なる国家事業のミスで花粉症が国民病になってしまったのです。
海外ではスギの花粉症なんてほぼないに等しいですから。

薬が効かない理由は大きく4つ!

薬を飲んでも効かないという経験がある、もしくは今がその状態だという方は以下の原因が考えられます。

  • 薬が合っていない/弱い

  • 花粉症ではなく風邪である

  • 花粉症が重度になっている

  • (体の免疫力低下/花粉量が多い)

どれか、当てはまっている項目があるのではないでしょうか?
それぞれ詳しくかんたんに見ていきましょう

1:薬が合っていない/弱い

まず1つ目の薬が合っていないということに関しては、症状に合わせた薬を飲んでいないということが挙げられます。極端な例を挙げるなら、鼻水が止まらないのに鼻づまりに効く花粉症の薬を飲んでいることがあるという点です。

私は花粉症の症状として鼻水が永遠に出続けてしまい、ティッシュ一箱なんかすぐに終わってしまうので困っています(泣)
安いティッシュだとかみすぎで鼻の下が痛くなるやつですね。

そしてこんな症状『かゆみや鼻水が止まらないくしゃみが出る』といった代表的症状の時には抗ヒスタミン薬が有効です。

これにも第一世代と呼ばれるものと第二世代と呼ばれるものの二つがあります。

抗ヒスタミン薬は2つ

一般的な症状であるかゆみや鼻水が止まらない、くしゃみと行った症状には抗ヒスタミン薬が有効ですがそれも2つに分かれます。

ここで小難しい話をしてもよくわからなくなるので簡単に説明しますが、第一世代というのは文字通り最初の頃に発売されたもの。効果が出るまでの即効性には優れていますが、眠気や喉の渇きといった副作用が現れます。車の運転時などには注意が必要です。

対する第二世代というのは第一世代の欠点であった副作用の問題を大きく改善したものです。が、その分効き目も弱くなってしまっているというのが現状です。

よって、出してもらった薬、あるいは市販薬が効かないなぁと思ったら自分にあった薬・用量でお医者さんに処方してもらうのが一番かなと私は思います。

ちなみに第二世代にも一期、二期と2つに分かれ、よく耳にする薬品名:アレジオン・ジルテック・アレグラ・アレロック・ザイザルなどはここに分類されます。

副作用はかなり軽減されるようになっていますが、数日間飲み続けないと効果が出にくいことや、薬価が高いことが挙げられます。そんなわけで症状や薬にも多くの種類や特徴があります。薬で悩んだ時にオススメするのは

  • どうしても自分にあった薬が見つからない場合は病院で相談すべし!

  • 親身に話を聞いてくれるお医者さんと一緒になって最適な薬を探すのが確実な方法

高い市販薬をあれこれ飲みまわすよりいいかもしれませんね!?

2:花粉症ではなく風邪である

これ、意外と隠れた理由として多いんですが、判別基準を知っていないと同じように思えてしまうんですね。なので、どっちだろう?とよくわからない場合は以下の表に自身の症状を当てはめて見てください。

出典元:https://minacolor.com

風邪をひいているのに一生懸命花粉症の薬を飲んでも治りませんよね。
もし症状に悩んだ時にはには目のかゆみや鼻水の状態、熱などを中心に判断すればいいかも!?

どうにも判断できない場合は病院に行って判断してもらうのもアリですね!
風邪でも花粉症でも処方箋を出してもらえますし、市販薬よりも安く買えることは確か(^_^)

3:花粉症が重度になっている

もうここまできたら専門外来で受診することをお勧めします。
今は花粉症専門外来というところもそこら中にできているみたいです!

というのも市販薬や処方薬はあくまで花粉症を治す薬ではなく、緩和させるものなんです。つまり、一定のラインを超えた症状には薬でも対処不可能に陥ってしまうんですね。

体の中に人為的に花粉を取り込み、免疫を作り出すことによって症状を緩和させる治療が一般的のようですね。イメージでいうならインフルエンザの予防接種のような感じでしょうか?

あらかじめ体に免疫を作っておくということなので原理は一緒です。これに関しては下の方で詳しく解説していますのでそちらをどうぞ。(舌下免疫療法)

4:体の免疫力低下/花粉量が多い

これは十分な睡眠とバランスの良い食生活をとりながら花粉症の薬を服用すれば、改善する可能性があるものです。免疫力がダウンしている状況だとどうしても薬の効果は薄れてしまいます。

そしてこれはどうしようもないことですが、その年の花粉量が多いという可能性も。これはニュースやネットでも各地域別に今年の花粉量予想といった形で判断できます

毎年効いている薬で、今年だけやけに効かないとなったら疑うのは花粉量が多い影響or重症化の二択でしょう。

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効かない時の対処法はコレだ!

薬に頼らない体づくりがまず第一

一番大事なのは、自律神経のバランスを整えた健康体にすること!

つまり、ストレスや睡眠不足、食事バランスの乱れなどで自律神経のバランスは崩れます。具体的に言うと交感神経が常に過敏になってしまうために、細胞への刺激が過多に。結果としてアレルギー反応(鼻炎やくしゃみ、かゆみ)も過敏に現れます。

健康体に保つことは誰だって、すぐにでも実行できますよね?だけど、それができない人が多くて薬に頼りがちな方が非常に多いように思います。

まずはすぐにできること、体の中から健康体にすることが、薬よりも強い効果を示す場合もあることは例としても上がっているのは事実。具体的には最低でも6時間睡眠、適度な運動をする、湯船に浸かり疲れを取るとともに体を清潔に保つ、体温を上げる食材(ex.生姜やかぼちゃ)を積極的に取りながら体を温める。

このようなことを意識してみてはいかがでしょうか?

そんなことで緩和するのか?と言う声も聞こえてきそうですが、この方法をきちんととっただけで症状が緩和したと言う例もありますからぜひ取り組んでいただきたいです。

他にも部屋の空気を綺麗にしたり、家に花粉を持ち込まないように玄関前で服屋コートをポンポンと払うなどの些細なことを心がけるだけでもだいぶ違うようです。

一時的でもいい!すぐできることはこのつ

上では生活編としてみてきましたが、一時的に症状を緩和させる方法をいくつか紹介したいと思います。あくまで一時的な効果だということを念頭に置いていただいて紹介するのは次の方法!

垂れてくる鼻水を一瞬で止める!

これ、悩む方が多い症状なのではないでしょうか?
花粉症のみならず、風邪や寒い時に鼻水が垂れてくる時にも効果抜群ですよ!

その1

  1. 深呼吸を大きくする!
  2. 吐ききったところで鼻をつまみ息を止める!
  3. 上下に頭を動かしながら限界が来るまで続ける!
  4. 限界がきたら手を離してもう一度深呼吸!

これだけで鼻の通りがすごく良くなり、一時的ですが鼻水を止めることができます。
ティッシュがない今だけ鼻水を止めたい!って時には試してみてはいかがでしょうか?

そして嘘のような話だと思いますが、水をちょっと口に含み10秒ほど経ったら飲み込むだけでも鼻水を一時的に止めることが可能です。是非お試しを

鼻づまり解消にはペットボトル!?

鼻水ダラダラの反対は鼻づまりですよね?
これを解消するには500ミリのペットボトルを用意していただきます。

そしてそれを鼻づまりを感じる方の反対側の脇に挟んで30秒間ほど待つだけといった驚きの方法!

意味わかんない!といった声が聞こえてきそうですが、これが意外にも一時的な効果を発揮するので手元にペットボトルがあればやってみてくださいね。

くしゃみを止めたいなら…

代表的な症状のくしゃみも人前ではあまりしたくないですよね。これから大事な会議なのに、くしゃみが止まらないといった時などに一時的ですが効果を発揮する裏技が。

それはくしゃみが出そうになった時に思いっきり鼻から息を吸って息を止める。これ以上吸い込めない、もう限界というところまで吸うと止まりますよ。

他にも鼻の下を二本の指で押さえるのもツボ押しということで効くみたいです。まさに『カトちゃんぺ』みたいになるので、人前ではやめておきましょう(笑)

掻きたい!目のかゆみを止めるには

花粉が目に入ってゴロゴロする、掻いたらもっとかゆくなってきたということは誰でも経験があるのではないでしょうか?

私も昔、充血して目が真っ赤になることはしょっちゅうでした。特に子供の頃は(笑)
我慢しきれなくてかいちゃうとさらにかゆくなってくるんですよねぇ…

こんな時に一時的にかゆみを消す方法が、冷やすという方法。

かゆいという信号が優先的に脳に伝わっている状態なので、それよりも強い刺激を脳に与える必要があります。それが冷感、つまり『冷たいっ!』という信号はかゆいという信号よりも強いのでかゆみを押さえることが可能なんです。

具体的には冷たいタオルなどで目の周りを冷やすとかゆみがおさまります。是非、耐えられないかゆみの際はお試しを(^_^)

ちなみに冷やすという方法はいろいろなかゆみに有効で、私も日焼けで背中が痒すぎて死にそうになった時にシャワーで冷やしたら一時的ではありましたが強烈なかゆみを抑えられましたのでこれはオススメです!

その前に日焼け止めを塗っておけというお話ですが(笑)

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最終手段は舌下免疫療法か

最終手段は何と言っても根源療法だと。

注射を伴わない治療として舌下免疫療法というものがありますが、名前の通り、アレルギーの原因物質を舌に垂らすもの。これによって体内に取り込まれるとともに、何度も取り込むことで体に強制的に慣れさせるのですね。

ですが、これは1日2日で完治するようなものではありません。数年かけて治療をしていくもので、お金も時間もかかりますが、かなりの効果は見られるようです。どのくらい良くなるのか気になりますよね?

あるデータによると、治療を受けたうちの20パーセントの人たちは症状が全く見られない、すなわち花粉症とはおさらばしたと言っており、残りの80パーセントの方々も改善が見られたとのこと。つまり、改善の個人差はあるものの効果はかなりあるみたい。

薬で緩和するのではなく、徹底的に治したいと言う方や、重症化しすぎている方にはこのような治療がおすすめかもしれませんね。

さらに知ろう!効かない日や時があるのはなぜ?

花粉症の薬ですが毎日が全く効かないのではなく、今日は効きが悪いなぁと感じたことはありませんでしょうか?

これにも実は理由があるんです。花粉症の薬が効かない場合は以下の理由が考えられます。

  • その日の花粉飛散量が多い
  • 体調不良が影響
  • 飲酒によるもの
  • 薬の服用タイミング

この辺りがその日に限って薬が効かないという原因になるものの代表例です。

この中でまだ説明していない項目が飲酒ですね。これは、体内で生成されるアセトアルデヒドという物質が、くしゃみ・鼻炎・かゆみをもたらすヒスタミンの分泌を促進するために効きが弱くなるんですね。

そしてもう1つ触れておきたいのが薬の服用タイミング。忘れてしまったり、用法用量に従って服用しないと十分に効果を発揮できません。

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子供の花粉症はとっても心配!?

子供を持っている親からすると子供、しかもまだ小学校入学前の子が花粉症にかかったりなんかしたら心配でなりません。

市販薬を飲ませていいのか、もしくは病院に連れて行ったほうがいいのかなど様々なことが頭に浮かびます。そんな中、私がお勧めする病院は耳鼻科です。

というのも、子供はとにかくいじってしまうような癖があるので花粉症から鼻のかみすぎで中耳炎になりやすかったり、何かと起こります。

そんな時に、耳鼻科なら同時に対応してもらえますし、鼻づまり解消のための吸引機なども用意してあるところがほとんどです。もちろん小児科や一般のお医者さんでも全然構いませんが、私は耳鼻科での受診をお勧めします。

アレロックやザイザルが有名だけど強さと副作用は?

花粉症の薬といえば有名なのがアレロックやザイザル。これが現在2強を形成しているのかもしれません。

アレロックなんかは飲む方も多いようで、ネット上では『アレロック 効かない』なんてキーワードでも検索されているようです。

では有名な花粉症の薬について副作用とともにちょっと見て見ましょうか。一目瞭然で薬の強さと副作用(眠気の度合い)を確認できる表がこれになります。

出典元:http://www.allaboutdadmovie.com

つまりこれからわかることは一般的には一番の強さを誇るアレロックでも効かないと嘆く人がいるということですね。ザイザルもなかなかの強さですがこれのが眠気は弱そうですね。

ちなみに私はジルテックを症状がひどい時に飲んでいますが、効きはすごくいいように感じます!
しかし、眠さがかなりの勢いで襲ってきます(笑)

一般的な花粉症の薬の副作用は眠気と口の渇きですが、眠気に関しては注意が必要ですね。車を運転する前に眠気が強い薬、アレロックやジルテックは飲まないようにしましょう。

ちなみにですが…

私が大学で花粉症の講義を聞いた時の先生も重度の花粉症だったようですが、効き目と眠気のバランスがいいタリオンが一番合うと言って服用しているようでした。表からもわかるようにちょうど真ん中に位置していますね。いいとこ取りをしたいかたにはおすすめかもしれません(^_^)

花粉症:薬が効かないあれこれ

  • 日本人の花粉症は多くがスギ花粉によるものだ。

  • 花粉症の薬が効かない理由は、合っていない/風邪である/重症化している/体の免疫力低下の4つが大きな要因か。

  • すぐできる対処法は何と言っても健康体を作り上げること。これができていない人が多い

  • 鼻水、くしゃみ、かゆみは一時的に止めることは可能だ!
  • 最終手段は根源療法だが長い治療になる。

  • 効かない日や時がある場合は一時的な要因が多い。

  • 花粉症の子供を病院に連れて行くなら耳鼻科がオススメ!

  • 花粉症の薬はアレロックが効きめ最強も眠気も最強。タリオンはいいとこ取りか。

春は花粉症との戦いの時期ですが、ブタクサやイネのアレルギーの方はこれからも辛い時期が迎えてきます。私はスギよりもブタクサやイネに体が過剰に反応するタイプなので安心できません(>_<)

スギ花粉を根絶させることは不可能ですから、花粉症とうまく向き合った生活を考えて行かなければならなそうですね。

最後にもう一度、健康体を作ることが一番の薬かも?!

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