『わかりやすく解説』 民進党はなぜ希望の党へ合流した!?もはや解党寸前もそこまでする理由とは?

小池百合子、東京都知事が希望の党の代表になり、ついに小池軍団が国政進出しようとしている中、かつては政権を取ったこともある民進党(当時は民主党)が事実上の合流をすることに。

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なぜこのタイミングで希望の党に合流したのか、その理由は何かといったところを簡単にわかりやすく解説しながら一般世間の意見とともに今回は見ていきたいと思います。

解党寸前・崩壊寸前とも言える民進党はどんな戦略で希望の党、小池百合子と手を組むのでしょうか?

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衆議院解散総選挙の構図は?

今回の衆議院総選挙の構図はなんと言っても安倍晋三総理vs小池百合子東京都知事と言えるでしょう。

出典元:文春オンライン

安倍総理が衆議院解散の会見を行うことがわかったその日のお昼に小池都知事が『希望の党』という国政政党を作り、夕方には安倍総理の会見があったことからその日のニュースはその二点に集中。

これは多くのメディアの中で、偶然ではなく小池都知事のよく考えた策略・戦略なのではと言われています。同じ日にニュースで取り上げられるようなアクションを2人の政治家が起こしたわけですからね。

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構図は完全に“自民か希望か”

このことを皮切りに世間は『自民か希望か』という二点において今回の選挙を捉えてしまうことに繋がりそうです。

かつて政権交代に成功した最大野党、民主党が力を失いつつある中、新たな野党として希望の党がどこまで自民党に食いついていけるのかというところが今回の総選挙の見所といってもいいでしょう。

希望の党は衆議院議員総数465人の約半数である233人を超える候補者を擁立する見通しで、モリカケ問題を曖昧にしたまま解散に踏み切った安倍総理への不満が高まれば、希望の党との政権交代という可能性も十分あり得るのかもしれません。

追記10月23日

総選挙の結果を見れば明らかですが、希望の党はこの記事内でも紹介する小池百合子都知事の『全員を受け入れるつもりはない』という発言で大失速。結果として政権交代を伺うどころではない結果になってしまいました。

民進党は事実上の解党?

そして今回特に注目したいのは民進党が事実上の“崩壊・解体”となり、希望の党へ合流したということ。なぜ、民進党は希望の党へ合流したのか気になりますよね。

思い変えれば民主党から民進党に名前を変えたり、蓮舫さんを党代表にしたりといろいろなことを試してきたものの、議数を増やすことはできませんでしたよね。

そして今回どう考えても選挙に勝つために希望の党に合流したとしか思えないような判断を…。これは自民や公明からの反発もよくわかります。

民進党は今回所属する議員に対して民進党という“公認”をつけず、希望の党の小池百合子代表に対し、公認をお願いする形をとっています。まぁ小池さんは『民進党の議員全員を擁立する気はさらさらない』とおっしゃっていますけど。

ちゃんと選抜してそこに残った人たちは公認候補として選挙に出てもらうといってもらっているのであえて希望の党の公認をもらわずに無所属の現職として出ることを決めた方もちらほらいるみたいですね。

リベラル派って何?

民進党の枝野代表代行は数人の仲間たちと『立憲民主党』なるものを結成してリベラル派を取り込む気でいるみたい。

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ちなみにリベラル勢・リベラル派とは民進党の多くを占めるとも言われる勢力のことで、リベラルとは英語で自由という意味でも訳されるが、日本の政治においてのリベラル派とは『左寄り(左翼的)な考え方』と言われています。

まぁ、理想は階級のない自由に暮らせる社会を実現することを目標としているとでもいいましょうか。まぁそんな感じです。

そういう考えの人は小池知事は受け入れないといっているのでそこで弾かれた人たちが立憲民主党に流れて行くのかもしれません。

ここで忘れてはいけないのは、参議院の民進党は生きているということです。ゆくゆくは参議院の民進党議員もいなくなり、そこで完全に解党ということになります。

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自民・公明・共産は猛反発

これに対して自民・公明・共産党は猛反発していますね。

選挙に勝つためだけに作られた政党だ!とか、理想も理念も違うやつらが集まったものが1つの政党と呼んでいいのか!とか言われていますが…

その中でも自民党の小泉進次郎議員は希望の党を猛烈に批判するのと同時に、小池百合子都知事に対して、衆議院選挙に立候補すればいいとまでいっていますね。

まぁこれに関しては小池都知事は『100パーセント無い』といっていますが、それが本当かはわかりませんよね。

出典元:文春オンライン

勝負師とも言われている小池百合子、女性初の都知事の座をゲットした彼女が次に狙うのは史上初の女性総理大臣なのかもしれない。

まとめ

  • 2017年衆議院解散総選挙の構図は『自民か希望か』
  • 希望の党は政権交代も可能になる233人以上の候補を擁立する見通しだ。
  • 民進党が希望の党に合流した理由はどう見ても選挙に勝つためとしか思えない。
  • リベラル派・リベラル勢とは簡単にいうと“左寄りの考え”のことであった。
  • 民進党は事実上解党だが、まだ参議院には残っている。

大義がないと言われている今回の解散総選挙。注目は希望の党がどこまで躍進するかといったところですね。

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