2017年、ついに北朝鮮が戦争を始めるのではないかといった緊張感が高まりつつあるのは明らかなこと。
そんな中で気になるのは本当に戦争が起こるのかといった可能性ともし起こってしまった時に予想される日本への影響ではないでしょうか?
今回は最悪のケース、現実性なども加味しながら北朝鮮の今後の動きを予想していきたいと思います。
“もし万が一”ということもあり得ますので、戦争が起こったときの日本の被害想定に関しても主要都市を含めて見ていきたいと思います。
標的とされる攻撃地域は東京や大阪なのか、はたまた朝鮮半島に近い九州地方の博多なのか。どこを狙ってくるのかも頭に入れておきたいですね。
目次
北朝鮮情勢が緊迫!2017年は対応が変わる!
北朝鮮といえば2017年に入り金正男氏を、弟である金正恩朝鮮労働党委員長が暗殺したということが世界を驚かせました。
2017年の北朝鮮の話題はここから始まるのではないでしょうか?
マレーシアでの一件
母は違うものの実の兄を暗殺したということでかなり大きなニュースとなりましたが、普通では考えられないことですよね。事件はマレーシアのクアラルンプールの空港で。よくあんなに人がいる空港で、しかも素早く行ったということは相当訓練をしていたのでしょう。
まぁひとつ失敗だったことといえば、北朝鮮の工作員と思われる人物二人がすぐ捕まってしまったということ。そして関係者も続々と芋づる式で判明しましたが金正恩氏からこの案件についての明確な発言はないまま。
ただひとつ気になるのが、二人の女が本当に東南アジアの現地女性なのではないかということです。これに関しては色々と議論がありますが、私は現地で雇った人物だと思いますね〜
ニュース番組でも北朝鮮問題は多く取り上げられていますが、実は北朝鮮の国民の中には兄である金正男氏の存在さえ知らない人が大半であるということから情報統制のすごさも感じます。
トランプ就任で北への対応変化か
世界を取り巻く環境として1番の大きな要因はやはりアメリカ大統領にトランプ大統領が就任したことではないでしょうか?これが北朝鮮をピリピリさせている一番の要因かなと私は思います。
というのも前政権であるオバマ政権は『核兵器のない世界を実現する』とまで宣言してノーベル平和賞を受賞しましたが、決定的な結果は残せないまま。
ただ『核廃絶』と口に出すだけなら誰だって言えるという世間からの声がすごく上がっていたことが思い起こされます。一部ではノーベル賞を変換しろとまで言われてたり。なかなか世間からの声は厳しかったですね〜。
しかし、2017年になり大統領はトランプ氏に変わりました。強硬派の彼はもちろん北朝鮮に対しても核開発、ミサイル発射などの挑発行動をとればそれ相応の対応を取るだろうと明言。ここでわかりやすくアメリカ・中国・北朝鮮の関係性を見てみると、
これは北朝鮮情勢が危険な状態に近づいていることは間違いないですね。そこで、2017年に北朝鮮と戦争が起こる可能性はどれくらいなのか見ていきましょう。
2017年に戦争が起こる可能性はどのくらい?
私たち日本人、いや、世界中で一番気になっているのは戦争が起こってしまうのかどうかということ。
2017年の4月12日から15日までの間が核実験を行うであろう一番危険な時期とされていましたが、その時期には幸いに何も起こりませんでした。
(正確にいえば北朝鮮はミサイル発射を試みたのですが、失敗しています)
何も起こらず一安心と言いたいところですが、北朝鮮のお隣韓国では『Xデー』なるものが噂されています。一体Xデーとはなんのこと?そしていつなのでしょう?
韓国で誰もが危惧している”Xデー”とは…
“Xデー”といえば何か予測できない重大な事件が起こる日として一般的には認識されていますよね。
今回のXデーというのは北朝鮮にアメリカが攻撃を仕掛けると予想されている日。すなわち戦争開始日を意味しているわけです。そしてお隣の韓国ではある日が“Xデー”として韓国国民の大半が知る日となっています。拡散はやはりSNS。
その日は2017年4月27日。なぜこの日なのかという理由はまさかの新月だという。
新月の日がなぜXデーとして選ばれたかというと、それは暗い闇夜の方がステルス戦闘機や爆撃機が見つかりにくく、米軍に有利だという理由。
(実際に湾岸戦争時も新月の日の近くで空爆したという例もあり)
この『4.27説』は噂は瞬く間に韓国中に知れ渡り、ついには政府までもが『空爆説に関する噂に惑わされることがないように』と発言しています。
何かが起こるなら4月の末か
韓国でのXデー騒動を受けて、日本側でもXデーの予想がされています。その中でも日本の専門家たちの間では、4月25日がXデーなのではないかという意見が多数上がっています。
なぜこの日が選ばれたかというと、北朝鮮朝鮮人民軍の創立日、いわゆる建軍節がこの日であるからというのが1つ目。
そしてもう1つの理由としては、アメリカが誇る最強空母である『カール・ビンソン』が到着するのが25日前後であるという理由だ。加えて他にも二隻の空母が向かっているという情報もあるみたい。
つまり、北朝鮮へのプレッシャーがピークに達する日がこの日だと言われているのです。あえてゆっくり朝鮮半島周辺に向かわせているということはそれまでに時間的猶予を与えて、決断できない中国への暗黙のメッセージを送っているようにも感じられます。
どちらにせよ4月の末、ここが一番の山場となりそうですね。
追記:
無事4月が終わって一安心ですが、まだ緊張状態は続いています。
可能性は計り知れない
ここで数値化して何パーセントということはできないのが現状だと思います。理由としては金正恩氏が何を考えているのかが全くわからないからというのが大きな理由なんです。
というのもアメリカに圧力をかけられ、正常な判断ができない、いわゆる自暴自棄になってしまえばどうにでもなれという感情で『GO/PUSH/FIRE』サインを送る可能性があるからです。
25日のアメリカ空母艦隊が朝鮮半島に近づくのに並行して核実験やミサイル発射というアクションを起コス可能性はかなり高いのでは?アメリカには敵わないという意識が全くないのであれば、一時的な感情で戦争を始める可能性も十分あり得ます。
今の北朝鮮は『アメリカと戦争をしたら負ける』というメッセージを金正恩氏に送ることができる人は皆無に等しいのですから。もし言ったものならば、命はないでしょう。現在の北朝鮮のピラミットは上に命令はできませんから…
一時的な感情が高いトランプ氏と金正恩氏。似た者同士とも思える二人がレッドラインを超えないか心配であります。
いま読まれてます!:最新 2017年のガソリン価格を大胆予想!今後の推移の鍵はOPECだ!
日本への攻撃と被害想定を考える!
もし万が一ですよ、戦争になったとしたら韓国はもとより日本にもミサイルが飛んでくる可能性は十分にあります。考えられる被害想定と攻撃場所について少し見ていきましょうか。
首都東京の可能性
ピンポイントでミサイルを撃ち込まれるならば、北朝鮮は東京の中核。つまり永田町付近に落とす可能性は十分考えられます。
このことはマイケル・ユー氏の著書の中でも紹介されており、広島長崎に落とされた原爆よりも一回り小さい規模の核兵器が使用された場合の被害想定を明らかにしています。同著内では以上の条件で角ミサイルが打ち込まれた場合、死者は42万人、2次被害者については倍の80万人以上に及ぶとされています。
YouTubeでは幸福実現党とコラボした動画で被害想定シュミュレーションなるものまで登場しています。かなり現実的です→こちら
他にも大都市である大阪や福岡なども十分に可能性としてあり得ます。九州なんて朝鮮半島とは目と鼻の先ほどの距離ですから。そう考えると、韓国/ソウルなんてかなり危ないですね…
在日米軍基地も標的か?
もう1つ考えられるターゲットは在日米軍基地がある場所です。今日本で主要な在日米軍の基地がある場所としては、以下の写真のとおり
こう見てみると、沖縄と、神奈川に集中していることがわかります。神奈川県に関しては、厚木基地・キャンプ座間・横須賀海軍施設と三か所の主要施設が集まっているので北朝鮮としては最初に潰したいポイントの1つでしょう。
そう言った意味でもこれらの場所が攻撃地域とされ、ミサイルが落ちてこないことを願うばかりですね。
こちらも人気:キッズウィークとは夏休みを減らす?!日程やいつからが気になるが、大人は休めない!?
最新北朝鮮情勢〜戦争の可能性と日本の被害〜
-
北朝鮮情勢が緊迫した理由はトランプ氏の大統領就任と金正男氏の暗殺という2つの出来事が大きいか。
-
北朝鮮への軍事的圧力強化を明言するトランプ大統領に対し、鍵となる中国は平和的解決を望むことで二カ国の間には溝があることは確か。
-
韓国で噂されている『Xデー』は新月に当たる2017年4月27日。
-
日本でも専門家たちにより同様の予想がされているがその日は4月25日。何れにせよ4月の末には注目すべきだ。
-
戦争の可能性が計り知れない理由としては金正恩氏の判断力による。自暴自棄になってしまえば現実味を帯びるだろう。
-
核ミサイルで東京が狙われれば100万人を越える死傷者が出ることは明らか。加えて神奈川県も標的にされる可能性も。
米中首脳会談次にはシリアが化学兵器サリンを用いたということで、習近平氏とのディナー中にトマホークを発射したことから、トランプ大統領は口だけの人物ではない。
今後の北朝鮮情勢には注意していく必要がありそうだ。
こちらも人気:花粉症の薬が効かない時の対処法はコレ!風邪気味や子供の場合は病院で診察の必要性もあり!?