毎年冬になるとノロウイスルの患者さんが急激に増えますね。みなさんノロウイルスの詳しい感染経路をご存じでしょうか?曖昧にしか知らない方多いのではないでしょうか?
ノロウイルス患者の嘔吐から感染することはよく聞きますが、ほかにはどんな感染経路があるのかも気になりますよね。
子供を保育園に入れている方は、園児の1人がノロウイルスに感染しただけで、ドミノ倒しのように本当にすぐにノロウイルスをもらってくる可能性があります。私の息子もそうなったことが…(^_^;)
そんな時、もし子供がノロウイルスにかかってしまった時はどんな食事をとらせればいいのかって言うところもしっかり見ていきたいと思います
みなさんの素朴な疑問をまとめてみましたので下までご覧くださいね。
目次
ノロウイルスの感染経路は嘔吐だけじゃない!?
ノロウイルス…本当に冬は毎年びくびくしながらノロウイルスにかからないか過ごしています。なんてったって、ノロの感染は本当に簡単でもし周りに感染者がいたとすればもう一家揃って地獄です。
保育園で働いている友人は、冬になるとノロで園児の半数が休んで子供を見るのが楽になる~と気楽なことを言っていました。でも自分ももらわないかと本当に恐ろしい。そして友人の考えも恐ろしい(笑)
そんなノロにかからないためには、まず感染経路をばっちり抑えておく必要がありますよね。みなさんノロの詳しい感染経路をご存知でしょうか?
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嘔吐以外に気を付けるのはつば・トイレ・食べ物!
まずノロウイルスの事の発端、どっからノロもらってきたの!?という状況。それはノロウイルスに汚染された生の牡蠣や貝類を十分に加熱しないで食べてしまった場合に起きます。
中でも牡蠣でやられた時のお腹の痛みは通常のものとは比べ物にならないくらい酷いらしいですよ。友人が生牡蠣でやられたのですがあれほど苦しんだことは人生で初めてだったと言っていました。
私は幸いなことにまだ牡蠣でやられたことはないのですが、牡蠣大好きなので結構ヒヤヒヤしながら食べてます(^_^;)
そんなわけで、ノロの感染の始まりもやはり食べ物なのです。ノロウイルスの最初の発症者にだけはならないよう、貝類を食べるときは特に注意して熱処理を行ってから食べるようにしましょう。冬の時期、生牡蠣なんてもってのほかですね(笑)
次の感染経路は感染者の手にノロのウイルスが付着していて、その人が十分に手を洗わずに調理を行った場合です。これは食べる側は防ぎようがありませんね。
感染者がよく手を洗うことで感染を防ぐことが出来るので、料理を作る方は調理前は必ず手をきれいに洗って感染拡大を減らせるように心がけましょう。
感染経路で一番多いのが、ヒトからヒトへの感染です。感染者の咳やくしゃみ、会話によって飛沫したウイルスに感染したつば(唾液)を体内に取り込むことによって感染します。
感染のほとんどがこの飛沫感染によるものなので、防ぐことはむずかしいですが、マスク等を着用し、食べ物を食べる前は十分に手を洗ってウイルスを取り除くようにしましょう。
そしてよく聞く、感染者の嘔吐や糞便を処理したときに手についたノロウイルスのウイルスが口から体内に取り込まれてしまう場合ですね。
こちらは正しい処理を行えば手にウイルスがつくことはないので、正しい処理の仕方が大切になります。手袋をはめて処理するのはもちろん、処理後はきれいに手をあらいましょうね。
そのあとはアルコール消毒も忘れずに。
子供がノロウイルスに感染、どんな食べ物を食べさせればいい?
ノロウイルスは食べる食べ物によって、体調が悪化したりしかねません。というわけで、何を食べさせていいのか?何がだめなのか?をまとめました。
まずノロウイルスに感染した初日は「絶食」といってもいいほど、何も食べたべささなくても大丈夫です。むしろ感染者も食べ物自体を受け付けていない場合が多いので、最初の6時間程度は水分でも吐き出してしまうことが多いです。
とにかく下痢・嘔吐が続くので脱水症状にだけは気を付けましょう。薬局などで売られている経口補水液をスプーン小さじ1杯を少しずつ与えるようにしましょう。
ペットボトルで一気にがぶ飲みさせても間違いなく全部戻します。少しずつ何度もがいいですね。
オススメの商品としてはCMでも紹介されている『OS1(オーエスワン)』。
私はインフルなどにかかった時にもこのゼリータイプを飲んでいました。好き嫌いは分かれるようですが、私は大好きです(笑)
その後、だんだん体調がよくなってきたからといって油断は禁物です!ここで弱った胃に固形物なんかを摂取させると胃がびっくりしてしまいまた嘔吐下痢の繰り返しに…。
なので、体調がよくなってきてもだんだんポカリスエット~おかゆのように胃を慣れさせることが大切です。りんごのすりおろしや、体調がだいぶよくなってきたらバナナなどを少しずつ与えましょう。
そして与えてはいけないものは、ミルクや乳飲料・卵などです。玉子がゆや、ミルクがゆはおいしいから~なんて言って食べさせてはいけませんよ!
感染中は胃が弱っていますので、これらの食品は刺激が強く下痢になったりする可能性が高いです。体力が回復してから、徐々に食べさせるようにしてくださいね。
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ノロウイルスの感染経路に注意!感染した時は徹底して胃に優しいものを!
感染は防ぐことは難しいこともありますが、きちんと処理したり手を洗ったりしたら防ぐこともできますので、冬は特に手洗いうがいなどを徹底して気を付けましょうね。
ノロはとにかく脱水症状がひどいです。あまりひどいようであれば、病院で点滴を打ってもらったりできます。無理に食事を摂取させるのは厳禁ですよ。
最後にノロに有力な治療法は実際にありません。とにかく体を休めて安静に過ごすことが一番の治療法になりますので、無理はしないようにしてくださいね。